2019年06月17日

はたらく言葉たち

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甲子園に行きたかったら、
朝から晩まで、土日だって練習するでしょう。
でも、社会に出たとたんに、それは「ブラック企業」になってしまう。
人材サービス/経営者・50代

仕様書どおりにつくるエンジニアはいらない。
まだ世の中にないものを、作ろうとしているのだから。
半導体製造装置メーカー/経営者・60代

上司がイケてないって?
その上司にちゃんと向き合えていないお前がイケてないんだろ。
飲食/経営者・40代

ネットで炎上していた言葉たち。
私自身が思うには、全く間違った言葉ではないと思う。
ただ言葉足らずの標語かな、と考えてしまった。

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まず一つ目
甲子園に行きたかったら、
朝から晩まで、土日だって練習するでしょう。
でも、社会に出たとたんに、それは「ブラック企業」になってしまう。

好きなことに打ち込むことは素晴らしい。
それは自らが物事に熱中し研鑽しているからこそだ。
仕事においてもそれは同じだろう…。
それとは逆に業務命令の元で「やらされている感」いっぱいなら、
それはブラック企業と指摘されてしまう。
上の標語は「自ら進んで熱中し研鑽すること」と
「業務」を同じ目線で語っていることがおかしいところ。


二つ目。
仕様書どおりにつくるエンジニアはいらない。
まだ世の中にないものを、作ろうとしているのだから。
エンジニアとは仕様書通りに作るのが仕事だ…と一部から批判されていたという。
私だったら次のように書くだろう。
仕様書どおりにしか、つくることができないエンジニアはいらない。と…。

まぁ、エンジニアあるある話では、バグを指摘しても彼らは仕様だと必ず言う。
私自身、何度もそう言われてきた。

仕事には二つある。既存運用を守ること、新規を作り出していくこと。
既存だけでは発展しないし、新規だけでは安定しない。
つまりその両輪が大切なんだ。
世の中にないものを作ろうという創意工夫を求める場合、
仕様書通り指示通りにしか動かない社員は経営者からみたら歯痒いものだ。


三つ目
上司がイケてないって?
その上司にちゃんと向き合えていないお前がイケてないんだろ
これは誰の目線でいっているのか? で印象が変わってしまうだろう。

論語にある言葉
人の己を知らざるを患(うれ)えず。人を知らざるを患(うれ)う。

自分を理解してくれない、認めてくれないことを心配せず、
他人を理解してあげられていない、認めてあげられていないことを心配しなさい。



posted by れん | 時事と世相の話 | 更新情報をチェックする
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